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    10月の世界株式は、欧州諸国の株高が世界の株式市場を牽引。米国株式市場も高値一服後、その流れを受けて、年初来高値・過去最高値を再び更新。BRICs諸国の中でもインド(EPI / PIN)は、8月の自国通貨安の反動から9月、10月と株高を演出。株価は8月28日に年初来安値を記録するも約2カ月という短期間のうちに年初来高値を更新し、乱高下。ブラジル(EWZ)・ロシア(RSX)・中国(FXI)は上値が重い展開に。欧米のボラティリティ指数は年初来安値圏で底打ちし、高値調整の機運高まる。世界通貨は、欧州株高からユーロ(FXE)が買われ、10月25日にNY外国為替市場で対ドルで年初来高値を記録。日本(EWJ / DXJ / NKY)の株式市場は、世界同時株高から遅れをとり、上昇基調にあるものの三角持ち合いで膠着状態。円相場(FXY)も対ドルで97円〜98円のレンジを形成。米国債券市場は、9月初頭にトレンド転換後、債券買い(SHY / IEF / TLT)が進む。国際商品価格(CRB)は、原油(USO)などのエネルギー価格下落で年初来安値圏で低迷。農産物(DBA)の中でもトウモロコシ(CORN)、コーヒー(JO)、綿花(BAL)が10月末時点で年初来安値を更新中。
     
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