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貧乏は幸せなお金持ちの近道
2019.06.26
 
 
行き過ぎた信用拡大がもたらしたデフレ型の景気後退は、
さらなる信用拡大によって解決することはできない。
Deflationary recession caused by excessive credit expansion cannot be cured by still further credit expansion.
 
世界経済のグローバル化は、新興諸国の低賃金の労働力によってモノが製造されるということだけでなく、先進国のサービス産業までもアウトソーシングされる。そして、先進諸国の経済は、デフレ圧力に晒されている。

世界の工場と呼ばれた中国の人件費が上昇してきたのなら、今度はベトナムやインドなどへと更なる低賃金諸国へ工場が移転していく。そして、新興諸国の人口統計を見ても、たいてい、若年労働者層が人口騰勢の大半を占めており、求人の需給バランスから考えても、賃金抑制圧力が働いて、先進諸国のデフレ化は長期化する傾向にある。

100年に一度と言われたリーマンショックの金融危機で、各国の政府は、数多くの金融機関を救済したので、金融機関が失うはずだった家計の預金、つまり、信用(クレジット)はそのまま残り、企業の超過設備・過剰生産能力は存続されたままである。数少ない投資チャンスに数多くの信用マネーが追いかけることになり、企業の投資利益率は上昇しにくい状況に陥っている。企業のM&Aが旺盛になるのは、景気が良いからではなく、市場拡大によって利益率を上げようという戦略である。

中央銀行が過去最低レベルの低金利政策やゼロ金利政策を採用しても、信用拡大による景気拡大は望めず、モノやサービスの価格は下落し、企業の利益を逼迫し、失業率は上昇し、消費は減退し、さらに価格は下落し、倒産する企業が増え始め、信用は収縮し、通常の金融政策では、デフレを回避することができなくなる。これが「流動性の罠」である。

インフレの火事は、金利の引き上げで、解決することができるが、
デフレの洪水(流動性の罠)は、問題を解決することが非常に難しい。

行き過ぎた信用拡大がもたらしたデフレ型の景気後退は、
更なる信用拡大によって解決することはできない。
Deflationary recession caused by excessive credit expansion
cannot be cured by still further credit expansion.

行き過ぎた信用拡大がもたらした問題を解決するのに、中央銀行による低金利政策で更なる信用の拡大によって解決しようとするのは経済的な大災難を招く愚策である。借金の食べ過ぎで肥満になった問題を、さらに食べることで解決しようとするようなものである。

日本の「失われた平成の30年」を振り返れば、明らかである。

企業や家計がもうこれ以上、借金することができないのなら、
政府が借金して、投資するしかない、と唱えたのは、ケインズである。

低金利の財政出動による「インフラ投資」は魅力的に思えたのだろう。
だが、無駄な道路やダム、橋などを作った日本経済は回復しなかった。
輸出牽引型から内需牽引型の経済構造へのシフトに失敗した日本。

産業構造を変えるため、そして、少子高齢化に備えた、利益を生み出す「インフラ投資」が必要だったのだ。CO2削減の代替エネルギー、バイオ&ナノテクノロジー、蓄積した金融資本を活かすための金融インフラや投資教育、仮想通貨などのブロックチェーン技術など、いくらでも有望な投資先はまだ残っている。

超高齢化の日本は、医療分野で大麻の栽培を自由に解禁していない。
「麻」が付くだけで、「麻薬」と「大麻」の区別や議論すら進まない。

マリファナの栽培を認めれば、就職氷河期に職に就けずに、職業訓練を受ける機会を失い、安定した職と年金から落ちこぼれた人々の雇用を吸収できるだけでなく、地方などの農業の活性化にもつながり、老人ホームなどへの農産物配給にも役立つだろう。温泉やBBQなどレジャーキャンプ場と隣接する環境の良いロケーションなら、今の仕事を捨ててでも、行きたいと思う若者は多いだろう。マリファナの栽培施設には、廃校や不要になった公共施設などを用いれば、政府は賃料を受け取ることだってできるし、何よりもマリファナ産業からの税収は桁違いに増えるだろう。
マリファナETFはこちらから

何よりも、残念だが、日本には青写真がない。
高度経済成長の成功体験を引きずったまま老化してしまった日本。
まさに、団塊の世代の老化や硬化と被ってしまう。

世界時価総額ランキング」を見れば明らかだが、
輸出牽引型の自動産業のトヨタが日本企業の中でトップのままなのだ。
 
 
https://twitter.com/180cojp
 
 

▲25日、CMEビットコイン先物相場で6月物は前営業日比435(3.97%)高の11,380となり5日続伸。年初来高値を4日連続更新。年初来213.93%上昇。2月7日の年初来安値から245.90%上昇。 http://bit.ly/2Psz23g  #180BRR

▼25日、NY外国為替市場でパキスタン・ルピーは対ドルで前営業日比0.1454(0.09%)安の1USD=157.3023PKRとなり3日続落。6月17日に記録した年初来安値を更新。年初来12.52%下落。2月26日の年初来高値から13.84%下落。 http://bit.ly/2U1hD3o  #180PKR

▲25日、NY外国為替市場で香港ドルは対ドルで前営業日比0.0002(0.00%)高の1USD=7.8104HKDとなり6日続伸。年初来高値を5日連続更新。年初来0.27%上昇。3月14日の年初来安値から0.51%上昇。 http://bit.ly/2U1hD3o  #180HKD

▲25日、NY外国為替市場で円相場は対ドルで前営業日比0.10(0.09%)高の1USD=107.20JPYとなり続伸。年初来高値を連日更新。年初来2.27%上昇。4月24日の年初来安値から4.45%上昇。 http://bit.ly/2NEMgZP  #180JPY

▼25日、シカゴ飼育牛先物相場で8月物は前営業日比0.450(0.34%)安の131.325セントとなり5日続落。年初来安値を連日更新。年初来13.14%下落。4月18日の年初来高値から18.27%下落。 http://bit.ly/2GSxspn  #180GF

▲25日、NY金先物相場で8月物は前営業日比0.5(0.04%)高の1,418.7ドルとなり4日続伸。年初来高値を4日連続更新。年初来9.11%上昇。5月2日の年初来安値から11.03%上昇。 http://bit.ly/2IHKEjx  #180GC

▼25日、ICE天然ガス先物相場で7月物は前営業日比1.830(6.80%)安の25.100ペンスとなり続落。6月20日に記録した年初来安値を更新。年初来51.73%下落。1月17日の年初来高値から53.20%下落。 http://bit.ly/2E1c9yT  #180NGF

▲25日、米10年物国債先物相場で9月物は前営業日比0'060(0.15%)高の128'040となり続伸。6月20日に記録した年初来高値を更新。年初来4.92%上昇。1月18日の年初来安値から5.60%上昇。 http://bit.ly/2Y9EpbE  #180ZN

▲25日、イギリス10年物国債先物相場で9月物は前営業日比0.22(0.17%)高の130.85となり続伸。6月18日に記録した年初来高値を更新。年初来4.58%上昇。1月18日の年初来安値から5.22%上昇。 http://bit.ly/2uikV6S  #180R

▲25日、フランス10年物国債先物相場で9月物は前営業日比0.44(0.27%)高の164.92となり続伸。6月18日に記録した年初来高値を更新。年初来6.35%上昇。1月8日の年初来安値から6.20%上昇。 http://bit.ly/2SNg10o  #180OAT

▲25日、ドイツ10年物国債先物相場で9月物は前営業日比0.41(0.24%)高の172.88となり続伸。6月18日に記録した年初来高値を更新。年初来7.38%上昇。1月2日の年初来安値から6.66%上昇。 http://bit.ly/2HleGar  #180GBL

▲25日、タイ株式市場でSET指数は前営業日比5.33(0.31%)高の1,721.33となり3日ぶりに反発。6月20日に記録した年初来高値を更新。年初来10.07%上昇。1月3日の年初来安値から10.34%上昇。 http://bit.ly/2SiLUsx  #180THD

▲25日、オーストラリア10年物国債先物相場で9月物は前営業日比0.0150(0.02%)高の98.7150となり反発。6月21日に記録した年初来高値を更新。年初来1.06%上昇。1月9日の年初来安値から1.07%上昇。 http://bit.ly/2EOYhrL  #180XT

▲25日、ニュージーランド株式市場でS&P/NZX50指数は前営業日比29.98(0.29%)高の10,418.29となり3日続伸。過去最高値を3日連続更新。年初来18.24%上昇。1月3日の年初来安値から19.31%上昇。 http://bit.ly/2VeokPU  #180ENZL

 
 
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