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  • 「魂の樹」エピソード 1|Soul Tree - Episode One

    「魂の樹」エピソード 1|Soul Tree - Episode One

     
    あるところに、ゼロという名前の子供がいました。

    「いい学校に行き、いい仕事に就いて、
    一生懸命に働き、貯金をして、
    いい車、いいマイホームを手に入れること。
    それが幸せなお金持ちになる道ですよ。」

    ゼロは親の教えが正しいと信じていました。
    しかし、ゼロは不思議にも、繰り返し、同じ夢を見るのでした。

    「ジャングルの秘境にあるお金のなる樹」の夢。
     
     
    大人になると、ゼロは仕事を見つけて、働き始めました。
    朝早く仕事に出かけ、夜遅く家路に着く。
    来る日も来る日も、みんなと同じように懸命に働きました。

    いつの間にか「お金のなる樹」の夢を見ることがなくなり、
    「階段」の夢を見るようになりました。

    ゼロは階段を登る先輩たちの後を追っています。
    競争して、追い越し、またひとりと追い越していく。
    けれども、階段を登りつめて、最後に見えたのは・・・
    ひとの背中でした。

    それ以上先へは進めません。
    振り返ると、後ろからは多くのひとたちが互いを押しのけ、
    狭い階段を登ってくるのが見えました。

    迫り来るひとの群れに焦りを感じていると、
    どこからともなく声が聞こえてきました。
     
     
    「自由が欲しければ、勇気が必要だ。
    登ってきた階段から飛び立つ、勇気がね・・・」

    ゼロは恐怖に心震えました。

    「飛び立ったら、大怪我をするにちがいない。
    大怪我だけでなく、生きるのが苦しくなるかもしれない。」

    ゼロは心の中でそう呟きました。

    その後、ゼロは何度も同じ「階段」の夢を見て、
    いつも同じところで目を覚ますのでした。

    ある日、またいつもの「階段」の夢を見ていると、
    あの声の続きがどこからともなく聞こえてきました。

    「・・・
    もし、あなたが心を開き、
    素直な心で私の声に耳を傾けるならば、
    怪我をせずに着地できる方法を教えてあげよう。
    今度は、他のひとたちと協力し、助け合いながら、
    自分の階段を1つずつ、築き上げていけばいい。
    いつだって見えるのは、ひとの背中ではなく、青空だ・・・」

    「青空・・・」

    ゼロは目を閉じ、両手を翼のように大きく広げ、
    勇気を出し、自由を求め、大空へ羽ばたきました。

    そこでようやくゼロは目を覚まし、
    その日を境に「階段」の夢ではなく、
    「お金のなる樹」の夢を再び見るようになりました。

    でも・・・

    どこに行けば「お金のなる樹」が見つかるのだろう?
     
     
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