180 : think 180 around  
 
 
 
ADR vs. 日本株

アメリカ市場では、日本企業の個別株もADRを通じて売買することができます。ニューヨーク証券取引所 / NYSE、ナスダック証券取引所 / NASDAQに上場している日本企業は19銘柄です。OTC(店頭取引)は314銘柄です(OTCランクがPink以上)(2024年03月01日時点)。

日本の証券会社を通じて日本株を売買するのと、アメリカのネット証券会社(日本語対応可)を通じて日本株ADRを売買する大きな違いは、「売買単位」にあります。日本市場では「単元株数」という制限があり(ミニ株、単元未満株を除く)、日本株ソニー(6758)の売買単位は、100株で、株価を10,000円とすると最低投資額は、100株×10,000円=100万円になります。日本株ソニーADR(SONY)の売買単位は、1ADS(American Depositary Share)=1株(Ratio=1:1)で取引されているため、10,000円×1株=10,000円≒約100ドル(1ドル=100円換算の場合)です。つまり、100分の1の資金でソニー株へ投資することができます。

アメリカ市場では1ADR単位で自由に売買可能で、取引時間や取引回数などの売買制限はありません。また、オプション取引も可能で、NYSE上場のソニー(SONY)の2023年度における1日平均取引量は約3,400枚で、日本市場(ほとんど取引が成立しない)と比較すると、圧倒的に流動性が高く、取引コスト(Bid/Askのスプレッド)の面からも、断然、有利です。
 
 
ADRの特徴のもうひとつは、銘柄によって「オプション取引」ができることです。オプション取引とは、株価が上がっても(up↑)、まったく変わらなくても(side→)、下がっても(down↓)、つまり市場がどのような状況でも利益を生み出すことができる投資手法です。

オプション取引は、単純な株式投資よりも、少額の投資額で、同等のポジションを持つことができます。投資利益率(損益÷投資額×100%、ROI / Return On Investment)を高め、資金効率(投資スピード)を加速させることができます。投資スピードを乗り物に例えるなら、単純な(買い持ちの)株式投資は時速約30kmの「自動車」、オプション取引(Call買い)は時速約750km「飛行機」で、その差は約25倍です(選択する限月や権利行使価格によって異なる)。
 
 
 
 
日本市場では、大阪取引所で有価証券オプションが取引可能ですが、個別株式197銘柄、ETF12銘柄、REIT15銘柄(2024年02月28日時点)に限定され、ほとんどすべての銘柄において流動性が低く(1日平均取引量500枚未満)、また、選択できる権利行使価格が少なく、自由に取引できる環境ではありません。日本国内のネット証券では、「インタラクティブ・ブローカーズ証券」と「光世証券」の2社しか取り扱いがありません(2024年03月01日時点)。

アメリカ市場では、オプション取引が可能な日本企業はMain Board(主要取引所 : ニューヨーク証券取引所 / NYSE、ナスダック証券取引所 / NASDAQ)に上場している日本企業の内、数銘柄に限られますが、オプションの流動性は日本市場よりも高く、取引する際には有利です。

また、アメリカ市場では、ほぼすべての金融商品(原資産)に対してオプション取引を行うことができます。つまり、どの市場でも、どのような相場でも、毎日が利益を上げるチャンスの連続だということです。日本国内の株式投資やFX取引だけしか知らない人にとっては、未知なる大きな可能性を秘めた投資の世界が広がっているといえるでしょう。そして、アメリカのネット証券会社(日本語対応可)を利用することで、誰もがその世界にアクセスすることが可能になりました。

日本から個人でも「世界の投資のプロ」や「ヘッジファンド」に匹敵する「オフショア投資」が簡単にできます。そう遠くない将来、機関投資家、ヘッジファンド、個人投資家の区別は無意味なものになるでしょう。私たちは「金融の民主化」という輝かしい未来の入り口に立っているのです。次に輝くのはあなたの番です。
 
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